恒例、大晦日カウントダウンを含む年末に行われるマシャのライブ。
舞台そのものの音響機材、サウンド、照明あらゆる演出のクオリティが高くなっていくのは、
ファンとしてこの上なく嬉しいことだ。
だからと言って派手で見ごたえなければ、つまらないかと言うと決してそうではない。マシャがアンコールのラストにファンと共に過ごす曲のスタイルは一環している。
ツアーTチャツにアコギ1本で、ステージセンターに立ち、歌ってくれる。
それがファンへの自分の「在り方」であり、ミュージシャンとしての自分の「立ちいち」を示してくれてもいるんだと、私は受けとめている。
これもまた、この上なく嬉しいことだ。
銀幕に狂い咲こうと(本人弁)、大河に出ようと、こうしてギター1本で聞かせてくれる福山雅治はミュージシャンである。だから私は、ラストのこの一曲にいつも心から拍手を贈る、感謝をこめて。