考古学者

cherryblossom2009-02-13


テオティワカン、複数の神殿や宮殿からなるメキシコの世界遺産だ。

NHKのとある番組にこの遺跡の世界的権威、杉山三郎教授がゲストに招かれていた。
へぇ〜と何気に観ていたけれど、ちょっと待て!たしか、とある会社を「メキシコに人類学の研究に行く」と言って突然辞めたヤツがいたっけ。ていうか、かつて同じ職場で机を並べていたST君親戚???

この教授のテオティワカンとの出会いに驚き!!
大学卒業後、なんの目的も定職もなかった時、メキシコの小さな遺跡の発掘の作業員のバイトに友達と旅行がてら参加。こっからがスゴイ!まさに出逢ったのだ!!運命と!!

すっかり遺跡に魅せられ、数年間ひたすらコツコツ作業に没頭、それを認められ現場主任みたく一部分の現場を任され、さらに実地に遺跡を学び、知識を深めるある日のこと、かのテオティワカンの発掘チームからお声がかかる。当時イギリスの世界的権威の教授が率いていた

杉山教授のスゴさは、ここから!
現場で学ぶだけでなく、学問として学ぶ為アメリカの大学に入学し考古学の学位を取得。そして自らチームを率いてテオティワカンへ!!

テオティワカンに呼ばれたんだねぇ、スゴイ!!
世界遺産は人類の宝なので、綿密に測量、研究を深めて発掘計画書を国に提出し許可が下りないことは指1っポンふれることは出来ないのだとか。

ちなみにST君はこんな筋金入りではない、が、母校の教授のお手伝いとかで、4、5年はメキシコに通っていた。今頃はどうしているのだろ?
メキシコって考古学者や人類学者を駆り立てるものがいっぱいあるんだね。
そして、その遺跡から選ばれし人が日本に居て、その人は言葉を超え文化を超え、時空を超えて遺跡と語り合っている!