森花処女林

私には、ちょと幸せ過ぎた!」
ランチの女王の印象的なフレーズ、ドラマには全編通じてそのドラマの全体像が見えてくるような、そして流れ的に大事なシーンでのフレーズがある。
というか、私がそう感じて好きなフレーズがある。
今回再放送観て、ドラマ10選(ちぇり版)の3位に浮上。1、2は永久欠番的で、ロンバケビーチボーイズだ。
因みに、4位はパーフェクトラブ(我等がましゃ主演)

これにて改めて気付くのが、やっぱり私はが好きって事。首位4作とも夏の話だもんねぇ〜偶然なんだけど。

ロンバケの大好きフレーズは「瀬名とキスしに来た」
ビーチボーイズでは「夏には夏だけの時間の過ぎ方があるから」
パーフェクトラブ「俺を信じろ」、1番信じられない男にこれを言わせた小山田千草のまっすぐさ、ひたむきさ、頑張りを応援したいドラマだったからね〜。まぁ片思いが実る事はまず無いのが現実だけど。

それにしてもランチの女王、こんな名作だったんだね。
一郎、二郎、三郎、四郎、よくできてる、健康で勇気をもって、純粋で光ってる、って願いを込めて親がつけたってこと?

房総(暴走)のシュウジ森田剛)の出現で、幸せの風景って何気ない日常の繰り返しの中に有るって浮き彫りになる、陽だまりの正しさ、あったかさが見える。
ちょっとした掛け違いで、その反対側に行ってしまった人が失ったものだ
シュウジは頑張って、刑期を勤めキッチンマカロニビーフカツを食べに来て、人生を生き直せるんだねきっと。
ちょっと前まで、日本人はみんな、まっすぐ生きてた。TVや映画以上に恐ろしいニュースが毎日流れる時代がなぜ来てしまったんだろうね。
今の小中学生と、その親、今時風・若〜い夫婦に、このドラマ観て欲しい。

森花処女林、挿入歌がまた、なんだか良かったわ〜。陽水ってすましこけてキドってて苦手だけど、たま〜ぁに、すごくイイね。