母の日の贈り物・・・

宮城県名取市カーネーションの産地は今回の津波で家屋もろとも甚大な被害を受け壊滅と思われていた

それなのに、なんと!!!そのビニールハウスの中で驚きの光景

塩水に浸り農家さんも諦めていたというカーネーションが咲いた!
このビニールハウスすぐ横には、時が止まったかのように津波に流された船がそのままの状態。

津波という自然の猛威に、誰もが言葉をなくし無力さに落ちのめされた。

今、こうしてカーネーションの花によってもたらされた自然からの贈り物に心を癒される。

どっちにしても、人は自然を越えられないと智されている光景がそこに有る。

だからこそ、私達人間の限られた英知を
どのように活かし復興していくのか問われているのだと実感する。

私は国家レベルのこの災害で、政治力というものがいかに甚大であるかを知った。
先日町内会の集まりで、地元の爺さんが身びいきな議員を高圧的にプッシュしている光景をみて
あ〜ぁ、日本の政治はこういう場から作り上げられていたんだと
愕然とした。

このニッポンの国を担う一人として、政治活動を見直さなければと決意を新たにした。

今のこの国に高潔なる志をもった政治家は存在しない、
被災地の人達だけが行政の無能さに立ち向かっている現状のなか
せめて志ある人を政治の場に送り出せるよう意識を深めることが
自らを支援することにもなるはずだ。

莫大な義捐金が集まった。民間からの善意を無駄にされないか心配でならない。。。


なにかもう一歩踏み込んだ動きが必要な気がしていても
どうしていいか解らない私は

今、龍馬さんが居てくれたらと真剣に本気で願っている。
農業、漁業の現場にも、実際従事している農家さん猟師さんと関係ない処からの官僚の天下り先とか諸々の団体の利権でがんじがらめで
なにかと身動きが取れないと聞くにつけ、画期的な行動力が必要なはず・・・。
やはり即効力を発揮してくれるヒーローが居たら、どんなに被災地にとって、この国にとって頼もしいことか!

どんなに民間の善意が動き莫大な財が集まっても、それだけでは動かない現実がそこにある。
自然ではなく人間が作り出した政治の無能という壁がハダカり復興を阻んでいる。

こうして瓦礫の山に、何も無かったかのように花を咲かせている
これが自然なのだ!
人間社会のゴタゴタとはかけ離れていることを示している。