競泳

北島、立派なレースだった!
思えばフィジカルで欧米列強には並べないところを、鍛錬で体を作り上げ
磨きに磨いた技術で五輪2連覇の実績!
彼の平泳ぎは世界の注目となり、世界レベル一流選手達が平井コーチの門を叩き
研究されたことで、世界が技術を上げてきた・・・

今回のオリンピック、そんな情勢を十分踏まえていた北島は、始まりから柔和な表情で
メダルハンターとしてではなく
自分の競泳者人生の幕を下ろしにやってきた感があった
それがどんな風景になるのか解らなくても、見届ける為に・・・

「自分がどこまでやれるかの挑戦だった4年間でした」この言葉には
本人以外にはとうてい計り知れない想いがこもっていた


日本の水泳界をひっぱてきた彼の功績はあまりに大だった
その役目も果たし、自分自身との挑戦も立派に乗り越えた
五輪2大会・金という前人未到の彼の実績、日本に今後越える選手はそうそう出ないだろう


戦いの向こうに君がまっているから・・・
今、北島選手な何をみているのだろう・・・