プラチナタウン

WOWOWに試聴申込みしてるからリピート放送が観れた
こんなに上質なドラマだったとは!!!
感動した!

始まりはどこかありきたりな臭いがして、ふ〜んこんな感じね・・・なんて観はじめてたけど
なにがなにが!どんどん引き込まれたし、突拍子もない展開なんてない
でもそこにはいつも永遠の真実があった、勿論ドラマティックに躍進はするけど
いつも人を突き動かすものは時代なんかに左右されるような表面的なものではない
人の心の根っこにあるプュアな真実こそが何より人を豊かにし、その人が構成する社会を豊かにしていく
それは遠回りにみえて実はたったひとつ未来に通じる道なんだと
実証してくれるドラマだった!

「道標」いいじゃない!
最終回の洋ちゃんの重みあるセイフの後にしずかにイントロ流れ〜のましゃの歌声
ぐっと来る来る(^'^)来ましたよ〜♪

物語の臍ともなるくだりで洋ちゃんが秘書の女の子に「何もかも釜武にぶちまけて来いヤツに洗いざらいぶつけたら
全部水に流せ、人を恨んで生きるような生きたかしてほしくないんだ」


この言葉は私の心に響いて今も清々しく残っている
近年介護の沼地で人を恨んでもきた・・・そんなけがれが自分にあることを教えられたし
やっぱ「人を恨むもんじゃない」って母の教えでもあるし
きっぱり洗い清めてみようと、簡単に出来ないかもしれないけど

自分の為にそうしようと決めたしそうできなければ親孝行にもならない
私にこんな汚れを押し付けるなんて本意ではないし私だってそれを子供いないけど
祖先からの流れの中に持ち込むことは本意ではない
産まれてきた価値がなくなってしまうから



思いがけないほどいいドラマだったわ〜
まさにプラチナ!
個人の老いと介護、それと社会を繋げる物語でもあったこのドラマ
シルバーだけど上回るゴールドそしてプラチナな価値をそこに見出せた人達が
親子の絆を見直して結果的にそれぞれの人生を再生し取り戻していく物語だった
一方で友や周囲の人に助けられることの不可欠な尊さ、それに恵まれることの
有難さも伝わる物語


「道標」このドラマの為にあった曲なんじゃないのって
思ったくらい^^