塩対応

なんたる、あからさまに出くわした
秋なのに実にあからサマー。。。


とある施設を見学に行った
最近母の状態が健康面ですぐれない部分があるので、近場で大きい病院とタッグを組んでるところ
私もマメに通えるし、道路挟んで総合病院で提携してるので何かといいかもと


ただ、環境の変化が認知症にはダメージが大きい、
健康面も日頃食が進まず、脱水に近い状態で抵抗力が低下している、
その食欲不振も認知症に起因いているのではないかと私は感じているので
やたら施設を変えることは得策ではないだろうと


とは言え、一様見学はしておこうと予約の電話、施設のケアマネージャーSさん、とっても気さくで
快い対応だった、さぁさぁどうぞどうぞ的な、お部屋空いてます!と言わんばかり
さていざ見学の後、細かい話に入る
利用者の認知、健康両面の段階に応じて幾つか施設が併設されていて
母の日常の様子、入院すると必ず24時間家族の付添を病院側から言われるその訳とか
どんなことするとか言うとか説明していくうちに
みるみるSさんの表情から気さくさが消えていった
かと思うと、実際のスタッフがおりますので変わりますと
スタッフさんと入れ替わりに相談室を出て行ったのだ


私としては、それまでお話やら説明して頂いてたので
軽く席を立ち、Sさんに会釈したのだが
Sさんは振り返ることなくお尻を向けたまま部屋を後にした
とっとと去る”のてい。。。
そのあからさま過ぎる後姿に、渡る世間の冷たさを実感(-_-)


こんなもんだろう。。。
秋の空を見上げて、何をどう進めていこうかと途方にくれる
まずは日頃の食が低下し水分の補給も飲みたがらないので
点滴をしてくれる病院捜しからかな
現在居る施設での嘱託医師に点滴お願いしてみたいが
施設のスタッフさんが点滴の間付き添うことをしてくれないので無理だった
認知がなければ、点滴中寝ていればいいけど
針を抜いたり、騒いだりするのでじっと付き添っていなければならず
そこまでは施設では対応してもらえない
それを対応してくれる施設もなくはないが、とうてい我が家の母は
そこには居られないだろう。。。病院と同じでご家族が24時間付き添って下さいになる
ならなかったら、母がえらい状態でほうちされてるってことだ
点滴を抜かないよう両手両足の拘束になるのだ、家族承諾書を書かされる
とうていそれは出来ない


どんなに社会保障だろうと介護制度だろうと
究極は人なのだ
それを言う前に家族なのだから、なんとか頑張って出来ることからだ