持っていたいもの

捨てられないものがある
ここ最近、なるべく家を軽くしておこうキャンペーン中
2階に貯めこまれた古い使わなかった昔の布団屋さんで仕立てた重い湿気た布団
数回着たかどうか謎な着物類、私の振袖、帯とか詰まった箪笥
あれこれ残すものと振り分けてダンシャリ
私と母の着なくなった衣類も捨ててるが、
母が毎年友達Gr.で積み立てて旅行をしていた頃に買ってる旅行用の下着
百貨店の下着ブランド店で買ったと思われるレーシーなスリップ
スリップとかそう言えば着ない時代になったもんだ^^
だが、それが捨てられない
持ってても絶対着ないけど^^
旅行を楽しみに、これで次は行こうなんて考えて買い揃えていたかと思うと
今は認知症で友達との交流もなく、施設で何を着せられても頓着してない母だけど
洋服も自分の好みで結構買い揃え、こうして下着も揃えていた頃の母の
そんな日々を捨てることが出来ないからだ
母のそんな日々を知っているのは私しか居ないからだ


きっと、私が老人になっても持っているのだろうと思う
着ることはないけど
私が持ってた若い頃の勝負下着はぜ〜んぶ捨てた
もう勝負はしないから(笑)


こういう作業をしていると
人生の手じまいの一環のようで
それは自然な流れ、理、なのだろう
それにしても、まだまだ早いとも思う
ここで一区ぎりってことだ
何か、今までしてこなかったことに挑戦もしたい
体力的に無理がないところで^^
プチ楽しみのポケット増やしもしておかないと