あどけなさ

昨日、母を昼下がりドライブに連れ出してあげた
家にもちょっと寄って(お泊りじゃないけど^^)
咲き始めた庭梅みて、すこしベッドで横になってやすんで
おやつ食べて施設に帰った


今日の母はすっかりそんなこと忘れている
でもどことなし記憶の残骸があるのか
夕飯の介助に施設に行ってみるとベッドから起こしてくれているスタッフさんに
「おねぇちゃんが来て家に連れて帰ってくれる」と訴えていた
ちょうどそこに私が来たもんだから靴はかして、連れて帰って!と
「今日は帰らないよ、また帰るようにするからね」と言うと
すっかりスネてご飯食べないとストライキ
なんとか機嫌なおして食べてくれたが
入れ歯外してうがいさせて、ベッドに寝かせると
入れ歯がないからロレツがうまくまわらないくちぶりで
「帰るとき、いっちょにつれて帰ってよ」と言う
うん、いっちょに帰るときは帰ろうねと、いなしてへやを出た


年をとると子供に帰るというけど
実際子供の頃ってお父さんがいてお母さんがいて御爺ちゃんやお婆ちゃんや
まわりじゅうから可愛がってもらえる
年をとるとそうはいかなくて、あどけなく無邪気になっても
時としてはうとましがられたり、ほっておかれたりする
明日は我が身
家で孫にかこまれて暮らしていられるお年寄りは何より幸せだ


自分の親に寂しい思いをさせている私は
子も無くて、あどけなく無邪気に訴える相手すらいない
そんな老後がまっている
漠然と覚悟きめてるけど、あまり考えたくない気にもなる
今、wowowでましゃの感謝祭DOGONS
これ盛り上がるわ〜♪
婆さんになっても老人ホームの部屋でご陽気にこういうので乗っていれたらいいかも^^