お花見

先日、母とお花見いってきた
いつまでこうして母とお花見できるだろう
去年も思った、来年もこうして母とここの桜を見れるといいなと
最近はこれといって不調もないのに
食べれる量が減ってきている


今日ある友人とランチに行った
彼女は一回り以上も年の離れた年上のご主人がここ数年闘病生活のなかで
意識が混濁してきたり認知症の初期症状が現れ始め
介護認定を受けることになった
介護の先輩として色々相談を受けたのだが
答えながら思ったことがある
この経験をふまえて、もしもやり直せるとしたらどうだろうと
それでも私はきっと同じことを繰り返すだろうと

人にはアドバイスしている自分の言葉を、それこそ斜め後ろからみている自分が居た
『できるだけ家で看てあげたいってことは、独りでは無理だから考えないほうがいい』と
彼女も同意しながらも、ひとまず家で看る為に、
こんな仕度をしよう、こういう準備をしようと予定しているのだ
私と同じかも、、、
そんな彼女に我が身を顧みることになったが
やっぱりこの経験を踏まえても、いざとなると出来る限り家で看てあげようとするだろうと


これが家族ってものなのだろう
わりきれない感情が冷静な判断を鈍らせる
それでいいのだろうと
いいも悪いも、それが家族なんだと