マーケティング

cherryblossom2008-05-13


携帯市場は行き着くところまでいってる感を誰もが抱いているのじゃなかろうか・・・。これ以上何かをどうかする必要がはたしてあるのかどうか・・・みたいな。

各社がしのぎを削るなか、シニア層向けと、もう一つターゲットになっているのが、サードエイジらしい。
サードエイジって?サードっていうからにはファースト、セカンドがある。ファーストは子供時代、セカンドは家族子供の為一生懸命尽くすのみの世代、そしてサードステージを迎える、自分の趣味やこだわりに経済的時間的に余裕が出てくる世代。

ここへくると、社会的にも会社内で管理職となりエグゼクティブエージとも呼ぶらしい(必ずしもそうなってなくても、ここで対象とされるのは、そういった層なんだとか)。

こんなに趣味や嗜好が多様化してくると、マーケティングのターゲットも、事細かに絞り込まれるらしい。

では、そのエグゼクティブなサードステージ層にナニをアピールしていくかというと、より高性能な音らしい。音でも、若者ではないので、音楽の音ではない。会話の音声!
ビジネスシーンにおいて、相手の話す声はよりクリアに聞こえる携帯なんだとか。自分達が思ってる以上に生活音というのが大きいらしい。電車、自動車、等の交通音、雑踏やBGMやアナウンス等の生活音、それら音声以外の音だけを抽出して除去し、相手の話す声だけが聞こえるってのが、その性能の全容!

そんなのが開発されてるらしい、サードエグゼクティブに向けて。

私の好きな沖縄離島は、な〜んの生活音もなかった、確かに。風の音しかしない処に行くと、いかに日頃雑踏のなかに居るかが実感できる。そんな離島は、当然対象外なのだろう。

私なんて、今自分が持っている携帯でも、使ってない機能の方が多いというのに、次々機能が追加されても、そうそう買い換える気がしなくなっている。携帯をかざすだけで、スーパーにおいてある野菜の生産者が分かっても、そこにどれほどの必要性を感じ有効に生活に生かせるかっていうと、どうなんだろう・・・。