言葉が伝える想い・・・

今日は母と1日過ごした
年末年始5日間はヘビー過ぎた、夜も寝ない日が数日あり・・・激しく同じ事を言い続け・・・数分でも私の姿が見えないと大声で呼ぶ・・・
もう耐えられないとねをあげた私だった
夜中「もうホームへ行って」と言ってしまった
母はそれを覚えているとおもう、それは忘れてないみたいだ

私は心身とも消耗しきって何も考えられない
ただ逃げ出したい一心だった
5泊ショートステイしてもらった
不安だった、環境が変わって悪い影響だ出る可能性もあるかもしれなかったからだ
でも私にはすべてのリスクを超えるほどそれ以上に余裕がなくなっていた

ところが、5泊のあいだに母は変わって帰ってきた
どうして5日もここに追いやられたのか、ひっしで考えたのだろう・・・
私の言ってはならない言葉の意味
私を追いこんでいるのは自分なんだとちゃんと気づいてはいても
自分の何がそうするのかを、懸命に知ろうとしてようだ

「施設の人に聞いたよ、私が寝ないでおねぇちゃんを困らせたんでしょ、ごめんね」と言った
そう言ってくれたので、以前のように2階に私の部屋で夜はねることにしたよと
相談ではなく、今後の為にもそうする事に決めた私の意思を伝えたら理解をしめしてくれた
あわせてデイサービスも週5日のペースにした

今のところ改善された、母も眠剤を飲んだのは1日だけで
ゆっくり眠れている
今朝も起きて1階に降りていくと
自分で着替えをすませ「デイサービス行くんでしょ」と言う

随分進歩した!
激しく同じとこを言い続けることもなくなった
そんな母が今日私に「おねぇちゃんの手はあったかいね、ずっと忘れないよ」
と言う
何気なく聞いたけど
ゆっくり眠るようになった母の様子をさっき見におりて寝顔をみてると
人が年老いていくのは、独りなんだな・・・
たとえ誰と暮らしていても老いに向かうその心境というか
心模様を私はもっとおもいやらなければいけないと気付いた

みんないつかは行く道があることが視野に入ってきた年頃だ
そんな自覚もありつつ
しっかり母がデイに通ってくれる事に甘えてさせてもらいながら
今しか出来ない事も楽しみながら
よりよい状態で母とこの家でしっかり年月を重ねて行こう