世に言う、「おとなげ」は肯定的にも否定的にも使われ、「年甲斐」となると、否定的な用途限定の趣。
「おとなげ」は有ると無いとに使い分けされているけれど、年甲斐ないはあっても、年甲斐ある・・とはあまり聞かない。
だが・・常々自分のことを年甲斐がないと感じる私にも、おとなげはまんざら無いのかというと、そうでもない。
何歳になったら、こうあるべきっていう平均値にあてはまらない行動を人は年甲斐が無いと言う。ある一定の年齢を過ぎて、ワクワクしたり、どきどき楽しいコトって、その多くは年甲斐がない部類に属するやに。
けれど、ワクワクしたりって、きっと健康に良いはずだし、年甲斐の無さも、まんざら悪いコトと決め付ける必要もないのだと、年甲斐のない私は考える。
常識ある人からは、そんな私の言い草こそ年甲斐がないと言われている・・・・。
