春・彼岸

知り合いではないが、定吉もお暇を貰えるお彼岸が近い。
我が家でも年中行事の一つ、お墓掃除に行ってきた。シーズン(?)だけあって、賑わっていた。上空もカラスが賑わっていて、お供えの果物だとか狙ってのロウゼキを企んでいた(!?)現に、一羽おみかん咥えて旋回していたし。TVで、きたろうが、ロケ現場でカラスのせいで撮りなおしになって、文句言ってたら、後ろから、カラスに逆襲され、頭に止まって爪をたてられ、数回羽ばたかれた恐怖を語っていたのを聞いたばかりだったので、ワザとらしい程、カラスには無関心を装った。

反面、行き交う人たちは、普段より1〜2割がた心優しくなってる事をいつも感じる。普段みも知らない人とはお互い挨拶しないのに、なぜかあぁいった場所だと皆、やさしげじゃないだろうか・・・。知らない人にも親切に声をかけ、ゴミ一緒にまとめましょうか?お線香の火お貸ししましょうか?だとか普段有り得ない光景が広がる、日差しすら一段と和らいで感じるのだ。なんだか特別な空間にワープしてるみたいな気すらする。
普段からこんな風に、なれたらいいじゃないか、レトロな昔はそうだったんだろうし。
何故、ナニをきっかけに時代がこんな風に隣近所付き合いも助け合いも無し的に変わってきたのだろう?はたまた何故、ここに来たときだけ、それを想い出したとでもいうように、いきなりALWAYS 3丁目になるのだろう。いつもこんな空気感で大人達が生活し社会が成り立っていれば、毎日のニュースも変わってくるんじゃないのだろうか。