感慨!

cherryblossom2010-03-10

北海道に坂本龍馬記念館・・・何故?なんて無知な私は思った。
どんでもなかった。
龍馬さんは、明治維新で多くの武士が職を失う。その対策をも考えていた!
蝦夷地に赴き、開発のマンパワーにあてようと、武士の平和活用!!を自ら筆頭に実行しようと
北海道行きを何度も試みていたのだそうだ。

そしてその遺志を龍馬さんの姉(乙女さんじゃなく、坂本家長女)の息子が坂本龍馬家督を継いだ後、一家で北海道函館に移住。
そしてその末裔の山岳画家の坂本直行さんが、バターサンドで有名なかの六花亭の包装紙デザインしていた!


「北海道坂本龍馬記念館」
今やNPO法人が運営する記念館の活動
?「龍馬塾」事業
【目的】私利私欲を持たず、常に世の為人の為、そして日本のために尽くした坂本龍馬。その精神と行動力を受け継ぎ、実践できる能力を身につけ、日本人としての誇りを持って常に時代をリードする先見性と人望を具えた人材を育成していく。
そのために、現代社会において特に重要と思われる教育の面からのアプローチとして“現代版 松下村塾”としての「龍馬塾」を目指します。


■『寺子屋龍馬塾』 →武道や日本古来の文化の他、自然や動・植物との触れ合い、異文化交流などのテーマで実施。
■『出前龍馬塾』  →主に保育園〜中学生を対象に、学校や施設に出向き、紙しばいや寸劇、クイズや工作などを通じて坂本龍馬の生い立ちや業績、幕末・維新の時代背景や北海道開拓についての出前授業を実施。
■『社会体験学修』 →様々な職場や工場、また、世の為人の為に活動している人々や施設を訪ねての体験学修、ボランティア活動など。
■『龍馬塾文化学院』→高校生以上の幅広い年齢層を対象に、日本の歴史や伝統に深く関わる多種多様な文化とテーマを段階的に学び、自己啓発や職能スキル習得も視野に入れた講座を実施。


実在した人物とは認識していたし、それなりに興味も持っていたけど
ここまでも後の世に影響を及ぼし続けていたとは、感慨深い。
そんな人物が土佐には産まれていたんだ。というかあの時代日本には、薩摩、長州、土佐に逸材が多く出現していたんだね。

かつて龍馬さんが命を助けて逃した藩士山本琢磨さんも北海道にのがれ、やがて日本人初の宣教師になった土地でもある。

函館にも行きたくなった。