介護家族の会

ず〜っとタイミングが合わなかった会にやっと今日参加できた
月に1回なので都合が悪かったり体調が無理だったりと半年以上前から見送ってばかりいた


けんこう福祉プラザなる場所にも初めて行ったけど、たいそう立派な建物で驚き!
何をしてるのかよく解らない職員さん達が大勢〜優雅そうにお仕事をされていて・・・、・・・


まぁそんな事はさておき、今日の家族の会は約10人くらいの参加者
正確には「認知症の家族の会」で介護と一言でいっても、年をとった家族の介護と
認知症を発症している家族の介護はかなり隔たりがあることを踏まえての、認知症の家族を介護している人達の
いわゆる触れ合い会的な情報交換の場であったり、どんな会にしていくか、どんな活動があるのか企画の出しあいでもあったり


参加者の中に独りで介護してる人は他に居なかった、世の中には居るはずだがこの場所に出てくる気力がないのだろう
参加者の話、体験談は誰の話も半分同じで残り半分は独りで診てない分軽減されていて
ちょっと疎外感があった・・・


やはり私は無理をしている、立派だと言えない事しか出来てはないが、それでも私のキャパでは
120%出力でないと日々が過ぎていかない
自分の人格もなにも浸食されていくような焦燥感と戦いながら、そんな様子を見せずに心がける事にもパワーがいる、
そもそも、そこまで出来た人間ではないのだから、いっぱいいっぱいが正直なところだ


気晴らししてみたところで現実はナニも改善されることはない
それでも気晴らしをしないではいられない、そうしないとたちまち明日が過ごせない気になってきて、追い立てられるように気晴らしに出れる限りは出る、そんな繰り返し



どんな立派に施設があろうと、家族として家の中でクリアしなければならない問題は
何かにすり替わるものではない、認知症の家族と独りで向き合うことはとても手ごわい現実だ・・・


そんな現実を忘れるように、自分でも気付かないように自分を騙しながら日々をおくっている
それでいいのか、他の選択肢が心の中に見え隠れしては否定している


どっちを選んでも後悔は残るのかもしれない・・・