先日、母の居る施設のレクでそうめん流しがあったのだそうだ
おやつタイムに行われて、我が母は手掴みで身を乗り出して奮闘したらしい
葡萄が流れたらそれをキャッチしてはスタッフさんに
「お食べ」と渡して はりきったのだそうだ(^'^)
もう大活躍されたんですよ、私達も涙が出るほど笑わせて貰いましたと
報告してくれた^^
その夜はいつものように食事の介助に行ったのだが
凄く凄くよく食べた!
普段はおむすびしか食べないけど、おかずもまんべんなく
自分から手をだしては食べたのだ
すご〜い、お母さん毎日こんな風に食べてよと言うと、頷いていた^^
活性されたんじゃなかろうか
認知症になって日頃無気力に見えているけど
実はもっと笑っていたいと母は心で思っているに違いない
その隠れた想いを改めて知った
去年の暮、他の施設に居たが、そこでもお餅つきがあった時
母に杵が廻ってきた時に、どうするだろ?と見ていると
車椅子ながらやはり身を乗り出して懸命に杵を振っているではないか
杵を積極的に手にした母の眼は完全にスイッチが入っていたっ!^^
自分でも自分の思考、言動、記憶が曖昧で
私はバカだから、とよく口にしているが(最近言わなくなってきた^^)
何がしか自分に起きている変化を自分の中で戸惑いながら
身に起きている不便さ不条理と、それを受け入れざるを得ない中で
なんとか折り合いをつけようとしているに違いない
いろんな想いを、レクレーションのひと時は忘れさせてくれているのだろう
施設の運営会議が昨日あったので参加してきて
そのあたりを話て、どうかレクの機会を増やしてやって下さいと
お願いしてきた