1/fゆらぎ

cherryblossom2011-12-07

ゆらぎは宇宙間に存在するという。
我々の体にも自然界の風、波などにもゆらぎがあって
その単位が1/f・・・

例えば打ち寄せる波、寄せては返すリズムが一定ではない
たまに何度かに1回大きい波が寄せる
蝋燭の灯りもゆらゆら揺れる炎が一定でなく、何度かに1回大きく揺れる
それがゆらぎのリズム

人の心臓も機械のように一定でなく、何度かに1回かすかにゆらぎがあるという
それらの波も風も蝋燭もゆらぎのリズムはすべて一定なのだという説がある

神秘だ・・・。


人に、人生の中にも、そのゆらぎの時みたいなものが存在しているのかもしれない
一生のうちで、いつか訪れるような
気付かないうちに通り過ぎる人もあったり、大きくぐらつく人もあったり
・・・なんてするのかなぁ・・・とか、考えてみたり・・・

私はず〜っとシングルで生きてきた
家庭をもつことも、育児をすることもなくこの年まできた
他は一通り経験してきた中で様々な想いに揺れてきたけど

今、介護の現実に以前から薄っすら覚悟みたいなものは無かったわけでもないが
5月の母の転倒入院をきっかけに、一気に介護へ突入した
気付いたら只中に居た

ここにきて母の認知が進み介護の現実も厳しさを増して
これまで出来が悪い私が自分以上に頑張りすぎてきたしわ寄せと
克ちあって、大きい波が押し寄せている

やっぱり無理は続かない
自宅での介護を続けていく為には、無理なところは無理と認め
公的機関をもっと利用していくことで
きり抜けていこう。

デイサービス、ショートステイの回数を増やしていこう。
結局はそんなところに納まらざるを得ないのだな・・・
私が一方的に決めた結論に母を従わせる申し訳なさは
どこかで受け止めざるを得ない。。。


世の中には介護をする人ばかりではない
まったく関係なく過ごす人も居る
私はこの事で貧乏くじを引いたとはおもわないようにしている
そう決めている
そりゃ、いろいろある
申し訳なさを引き受ける事も含め、諸々あるけれど

親の面倒を看ることは貧乏くじなんかじゃないと
長いめでみたら間違いないと信じている
それが今の私の希望だ。