一言

先日右折しようと直進のバスを交わしていた時のこと
そのバスの行先表示にひらがな文字がいっぱい出てて、夜だから電光してめだってたし
思わず何処だ?と読んだら「すみません回送中です」となっていた


ナルホド、以前はこんな時「回送」と出てるだけだった
実に愛想のない言い方だった訳で(笑)特にバスを待っている人には
よっし来たと期待させておいて、実は回送だと宣告する訳だから
すみませんの一言の心遣いはお客様に届くことだろう


病院の会計も大きい病院は窓口から機械へとシステムが変わっている
機械的なアナウンスで案内が聞こえてくるが、最後の「おだいじに」が凄く工夫されている
この時のトーンが実に微妙!
底抜けに元気よく「おだいじに!」って言われても、重い病気の人には失礼な感じだからか
控えたトーンで尚且つそれまでの機械的なトーンからも急に変わって
絶妙なトーンでの「おだいじに」が聞こえてくる

なんだったら締めの一言は「ありがとうございました」でもいいのかも
だが、病院に「ありがとうございました」と言われると、どこか居心地が悪い
会計すんだ後だけに、そこに「毎度」的なニュアンスが出てくるからなのか・・・
「お気をつけて」と言われるのも余計なお世話だって気にもなる
やっぱりここは「おだいじに」なんだろう