ひとり言

施設の母の部屋に行くと
よくひとりごとを言っている
ひとりで言うからひとり言
認知症の周辺症状のひとつで「独語」ともいう
点滴の見守りをしていると、聞き取れない小さな声でずっと言っている日がある
かと思えば突然「ははは」と笑う^^
そこは何か楽しげなので微笑ましいと思う
たとえそれが病気の症状であってもだ

母のひとり言に「へ~そうだったの」とか、あいの手を入れてみると
はれ?!と我に帰ったようにひとり言がとまる^^
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いっきに我が家の庭梅、五分咲き!
薄曇りな空にむかってのショット

去年、枝をかなり剪定したので今年はお花が少なめ
八分咲きくらいになったら母を連れて帰ってあげよう~♪

今日は家の用時が立て込んでて3時のオヤツTimeに
母のとこに行ってあげれないかなって思いつつ
用事から帰宅したら3時を30分くらいまわっていたけど
母に食べさせたくて「八天堂のクリームサンド」買ってたので
速攻、行ってみた
そしたら案の定3時のオヤツに起こしてもらえてなくて
独り半目になって、宙を見ながら小さくベッドに居た
寝返りが上手くできないから布団とか乱れたまま
いつものように居た
「お母さん!起きよ、起きてオヤツ貰おう!」と声をかけると
はっと目を開けて声がするほうを見る
私に気付いて、にっこり頷く
八天堂のクリームサンドを見せると、キラリと瞳を輝かせた(^'^)
勿論スタッフさんを呼んだ、そして起こしてもらった
当然なのだと自分に言いきかせ、遠慮なんてしないさと自ら鼓舞
なんて気が小さい私だ!!!
一重に母を人質にとられてる気になるからだ
施設に親を預けると多くの人がそういう気持ちに陥ってもいる

私が来なければこうだから、なるべく3時も来る
そして母を寝かせて「また晩御飯に来るからね」と帰宅する
4、50分もすると晩御飯に出掛けるようになる

これで点滴の見守りある日は、ほぼ付きっきりになる
施設に預けてる意味は、、、ない訳でもない
ただ一番大事なことは
母の人生で最大に私を必要としている時期だ
孫の世話に追われるわけでもないのだから
せいいっぱい頑張る気持ち