そして父になる

cherryblossom2014-04-28

LIVEツア真っ最中
ましゃファンの殆どがミュージシャンましゃが好き、私もその1人
このタイミングでの発売だけに、うっかりしてた
節約しなきゃと、レンタル



やはりこの映画、劇場でゆっくり観たい
電話がなっちゃたり、玄関がピンポン鳴ったり
繊細なドラマだけに中断したくない

慶多君の黒目がちな目は雄弁
琉晴君の活発快活な性格をしても無口になってしまうシーン
子供ながら親の意向をくもうとする健気さ
彼らの為にどうすることがベストなのか模索する親たちの苦悩
父として、母として・・・
いろんな立場のそれぞれの感情が静かに丁寧に織りなされてラストへとむかう


LIVEでのスパースター^^振りなましゃが
見せたこと無い表情がいっぱい観れる
TAKE1では、ましゃは号泣してしまったというラストシーン


エンドロールで子供達のはしゃぎ声にちょっと救われる
ノベライズ本のラスト、
「誰が誰の子で誰の親か、もう皆なわからなくなっていた」
こうして2つの家族が親戚のように年月を重ねていくのだろうか


良多パパは学校でも社会でも優等生だったけど、家庭では
「できそこないだったけど・・・」と自らを知り
学歴や職歴で飾られた大人社会の絵にかいたような勝ち組の壁をとりはらって
無垢な子供の心に寄り添える、そんな父になる


いい映画だ
いつも是枝作品では
鮮やかに咲く季節の花の静かさ、青い空色の静寂とか
風が揺らす葉音とか、
今作は、川のせせらぎとかがとても印象的
次の作品も楽しみだ