船中八策

cherryblossom2010-10-24

龍馬伝」が1年掛けて描こうとしたものは、まさにこの船中八策だったのだと今週の放送を観て感じた。その境地に至るまでの龍馬の軌跡を綴った物語。

大政奉還」に際し、絶対に戦で幕府を倒してはイケナイ!!!これが龍馬の最大のメッセージだと捕らえているのが伺えた。
そしてそれこそが龍馬を孤立させ、運命の11月15日に向かう要因になった。

実際に150年前、わずか150年とも言える、この日本で起きた事実。
新しい日本の未来を憂い、純粋に思想を練り上げ前進しようと志を掲げる一方で各藩の思惑が交差した時代。
特権階級を作らない、平等な政が行われるべき日本の将来の為、一切の思惑を排除することに徹した「船中八策」は各藩の思惑を許さない鉄壁の策であった事、それに生涯を掛けた龍馬の真実

名も無き土佐の下士坂本龍馬は脱藩して数々の出会いを通して、高杉晋作等との魂の触れ合い私心なき志の磨き合いから、議会民主主義のもととなるこの「船中八策」を書き上げるに向かうその成長の過程、姿を余すことなく描いてきた道のり、両親をはじめ全ての出会い・エピソードはこの「船中八策」に集約される為の積み重ねだった事に気付かされた今回の放送だった!

制作サイドがブレることなく貫いているものは何なのか、何処へ向かうのかも興味の一つだったが今回実にスッキリしたっ!!!
まさに骨太な記憶に残る大河だと、これ程までに深く龍馬その人に深い視線をもって描かれた幕末ものはなかったのだと、私は改めて実感!!!
だからのタイトル「龍馬伝」・・・納得。

最終回までカウントダウン・・・。
11月15日の真実は、今だ霧の中坂本龍馬しか知ることあたわざるところ。


話、変わって来年のツアー、魂リクでましゃがカバーしてる
中島みゆき、浜省、ユーミン、拓郎、タツロー等等
聴かせてくれたりなんかは・・・しないか。。。
以前感謝祭で少しやってくれた時もあったけど・・。