生物資源

cherryblossom2011-01-16

今ドイツで話題のカゼ薬があって、それはペラルゴニュームという草のエキス
なんと漢方!!

問題はその草の利権争いが始まっているのだそうで
考えたら、魚だって海で生まれ自由に生き生命の営みをしているのに
人間社会が漁域とか国と国との利権を争ったりと勝手に我が物顔をしているのだと、、、気付いたところで、なすべき方向は見えない。。。

NHKが3年かけてドキュメント番組を制作した。
HOP SPOT最期の楽園
ナビゲーターに選ばれたのは、ましゃ。
日経ビジネスのインタビューに答えていた。
――生物多様性を守るためには企業の役割も大きいと思います。保全への資金援助をはじめ、事業活動における生物多様性への負荷低減などが必要です。生物多様性を守るために企業は何をすべきだと考えますか?
福山: 
大企業であればあるほど、社会的責任が問われます。多くの雇用を抱え、生産し、経済の動脈・静脈に入って活動しています。自然環境に対しても、大企業が大きな役割を果たすにこしたことはないと思います。

 ただ、気をつけないといけないのは、企業が「環境に関心がある」と言う場合、「自分たちの未来や子供の世代の環境を考えたら」という人間寄りの考え方になっていることです。

 世界のホットスポットを旅して改めて思ったのは、日本で言われている環境の論点や目線はちょっと違うのかもしれないということです。もの言わぬ生き物にどれだけ理解を深めることができるのかが、次の次元の環境に対する関心になってくるのでないかと。人間社会に対してだけの環境の意識をちょっと変えていった方がよいのではないかと思いました。どこに向かっての環境問題なんですかって。ちゃんと整理できたらいいなと思いましたね。
 人間が火を使うようになったのが約1万年前です。その前まで行われていた自然の営みには、いわゆる「開発」は無かったと思います。人間が行っていることは自然の営みに対して触れてはいけない領域に踏み込んでいることが多々あるので、もう一度、整理整頓が必要な気がしますね。

人間って、どうしたって人間寄りな考えしかできない生き物かもしれない。それを越えていける英知がなかったから今日の有様なのだろう。
それをヨシとしない提示をめざしてもいるのだろうか。

このHOT SPOT は世界数カ国で放送されるらしい。
今世界はどの国も経済、政治、なにをとっても混沌としていて、このメッセージに反応する心の力が残っていることを願いたい。