山茶花、開花

咲いた、今年は早い気がする

夕べは帰宅していた母と夜珈琲館に行った
夕方は神経内科の受診の日だったので、遊びに行けず
夜だから今日はもう出かけないよと言うと
「また連れていってな」
それでもTVは観ないし、ややもすると同じ言葉の繰り返しになる(一時記のそれとは違うが)


「お母さん、珈琲館行こうか?夜だけど」
と言うと、どんより横になっていた母が目を輝かせて「行く!」
いざ道中「どこへ行くん?」
え?!それを聞くんだ。。。
行ったら行ったで嬉しがるけど、とっとと飲んだら「帰ろう、お家帰りたい」と言う
(・・;)


今朝、施設の送迎が来ると、行きたがらないでゴネる
先月私がくたびれて帰宅を一度パスした時の印象が残っていて
「帰れんかった」という行ったら帰れないからと最近ゴネる


「おねぇちゃんと一緒に居たいのに」と絞り出すように母が泣いた
その言葉がその声が耳に残ってその時の母の顔が。。。
こんなに寂しいおもいを母にさせてはいけない
観念するように送迎に乗った
こんな風に母に笑顔を諦めさせたくない
やはりそう感じる


出来る限り帰宅の頻度を増やしていこうと決めた
食事の量も前より減って弱ってきている
2連泊の回数はぎりぎり月に1回としても
一泊ならもっと頑張れる
いろんな事情や思いはある、、、だけど
何より優先でここは挑戦してみよう


以前より少し楽になったところを仕事に当てていたが
少し楽になったのは、母が母なりに考えて
認知症なのに考えて私に負担をかけないにはどうしたらいいか
どうすれば自分がもっと家に帰れるか
努力した成果だったのだと気付いた
「どうしたらいいん?私はどうしてお家に居られないの?!」と
最近よく聞く母
きっとそうに違いない
施設に本気で母を世話してくれる私くらいの年のスタッフさんがいる
帰宅中、私が大声あげたりした時の様子など相談しているようだ
自分が余計なことを言って私を困らせてはいけないのだと
母なりに用心して心がけている
でも認知症だから、同じこと何度も言ってることには気づきにくい
「ごめんね、私はバカだからこらえてよ」と
私の様子の変化に敏感に詫びるのだ



母と2人、頑張れるところまで頑張ってみる