山茶花に異変

親戚宛ての年賀状を書く
毎年、母の写メをのっけてるけど
今年は点滴見守り中のみの面会で
いつもベッドの中の母
椅子に座らせてやれなくて
ベッドに横になってる写真だとどうも、、、
食事の介助も私が見守りの日はベッドでする

目があいてない時間帯がぐっと長くなった
幾度も入院があり
日頃の生活にも波があった
その度に乗り越えてきたけど
今回の波は、、、出口がみえない
認めたくないけど
母は静かに老いを深めている

そんな母の傍らで何もできない自分がいる
それは、手が届かない自然界の理の域にさしかかっている

よく台所で洗いものしながら
ず~っと母の思い出を辿っている
買い物しながら
ぼんやり母の好物に目がいく
母が施設に入居しても
ずっと介護用のベッドをおいてある
TVを観ながら視線の端に母がショートから帰宅して
そこに居る姿を思ったりしている

そんな今年の冬
山茶花の花の色が凄く薄くて白っぽい
最初の咲き始めの5個めくらいまで
例年通り可憐な色だったのに
こんなことは初めてだ
山茶花までが寂し気な冬になった

だけど元気を出していこう
明日は母の点滴だ

WOWOWでましゃの若い頃のライブ
ちょっと元気貰った♪